B-CUBIC導入前後の入居率と家賃
導入前にあった問題
2011年2月岐阜市の2棟一括で1K×41戸、購入時41戸中、20戸入居の約半分空室物件を任意売却で購入致しました。
購入に至った経緯と致しましては、該当物件は大学の指定寮だったため限定的な入居者募集しかしておらず、周囲の家賃相場ともかけ離れた募集内容だったため、正しい家賃に設定し直して沢山の仲介店に周知いただければ、満室運営ができると思ったからです。 しかし、私の知らないところで寮指定の思わぬ落とし穴があったようで、まさかの学生入居者全員がすべて退去の運びになっており、半分空室物件から41戸の全空き物件に早変わりし、 私の手元にきました。 内装ボロボロ、外装ボロボロ、仲介店に回るもあまりのボロさで評判が悪く全く相手してもらえませんでした。
インターネット無料設備の導入を検討した理由
当時、大家業をスタートして数ヶ月あまり。2棟目とはいえ、41戸全空物件のような大規模再生ははじめてでした。
リフォームを進める中で入居の決め手となるような『キラーアイテム』が欲しいと思うようになりました。
すでにオートロックやディンプルキー、独立洗面化粧台などの人気設備は導入済みのため、非常に悩みました。
メインターゲットである大学生の一人暮らし向けに喜んで頂ける設備が良いと思い欲しい設備の上位にたびたび上がる、インターネット無料設備がまさしくそれに当たると考えました。
B-CUBICを導入した理由と経緯
インターネットで検索し、インターネット無料設備業者さんに4~5社ほど問い合わせしました。
導入にあたり重要視したのは下記の3つです。
・施工方法(安易にモールなどを使っての露出施工は物件価値が下がるとの思いから基本NGでした。)
・施工完了までの日数(繁忙期である3月が間近に迫っていたため、それに間に合わせるかどうかが重要なポイントでした。)
・価格(ビジネスですので安いほうがありがたいです。)
その中で、ブロードエンタープライズさんだけが、すべての項目をクリアしていただけました。
担当の安井さんには言葉で表現できないほど深く感謝しています。
B-CUBIC導入後の効果
インターネット無料設備業導入後、数ヶ月で満室になりました。正確には導入を決めたあとすぐに、『光BBインターネット無料×オートロック★マンション』として自身で物件ホームページを作成し、各仲介店に営業をかけました。
2つの人気設備の相乗効果もあってか仲介店の受けも良く次々に空室が決まりあっという間に満室になりました。
周りに光BBインターネット無料設備を導入している競合物件もないせいか、入居期間も長く、大学生による卒業以外の退去はほとんどありません。
入居者の評判も大変良く、大学での口コミや友達や後輩への紹介など多数あり、絶えず入居待ちが発生するほどの人気物件になっています。
導入から4年ほど経ちましたが、導入当時は空室が多かったため、低めの賃料にていったん満室にさせました。
現在は安定した満室経営を実現しているため、家賃を1~2割上げ、また初期費用も敷金礼金 ゼロゼロから敷金2ヶ月(礼金ゼロ)に変更し、経営の安定化につながっています。
インターネット無料設備業導入から4年が経ち、現在問い合わせの多い『Wi-Fi』を追加設備として全戸導入を決め、今後は『無料Wi-Fiインターネット×オートロック★マンション』として各仲介店に周知させたいと考えています。